インドネシア=掘削流体を初めて輸出
インドネシア国営石油ガス会社プルタミナは7月に掘削流体(SF-05)を初めて輸出した。この掘削流体は合成ベースオイルで油田掘削などの際に使われる。油性のベースオイルに比べ作業効率が良いといわれている。SF-05はプルタミナが運営するバリクパパン製油所で生産された製品。今回の輸出は4,000バレルとなり、プルタミナ子会社のアルジェリア企業に販売された。アルジェリアの油田開発の掘削作業に使用される見通し。輸出販売額は70万米ドルになったもよう。プルタミナは、SF-05は欧米で流通している掘削流体に比べ品質が良いと述べており、今後の拡販に期待しているという。バリクパパン製油所はSF-05を年間180万バレル生産できる能力があるもよう。
|
シンガポール : 萩本 智史 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.