中国=19年の自動車販売台数、前年比8.2%減
中国自動車工業協会は13日、2019年の中国の新車生産台数と販売台数は、2,572.1万台、2,576.9万台だったと発表した。それぞれ前年比7.5%、8.2%の下落だった。モデルチェンジや環境基準の切り替え、新エネルギー補助金の後退などで業界は大きなストレスを受け、生産販売量の下落幅が拡大した。 乗用車の生産および販売台数はそれぞれ2,136万台、2,144.4万台で、前年比9.2%と9.6%減少。自動車全体に占める乗用車の生産および販売比率はそれぞれ83.0%と83.2%となり、前年を3.4ポイント、1.2ポイント下回った。 新エネルギー車の生産および販売台数はそれぞれ124.2万台、120.6万台で、前年比2.3%と4.0%に下落した。純電気自動車の生産台数は3.4%増の102万台、販売台数は1.2%減の97.2万台。プラグインハイブリッド車の生産および販売台数はそれぞれ22.0万台と23.2万台で、それぞれ22.5%と14.5%を減少した。燃料電池自動車の生産および販売台数はそれぞれ2,833台と2,737台となり、85.5%と79.2%伸びた。 同協会の陳・副秘書長は、「19年6月以来、補助金が大幅に削減され、生産企業に大きな影響を与えた。新エネルギー車の販売量は下落し続ける」と指摘した。新エネルギー車に対する消費者の認知度を高める必要がある。
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