ミャンマー=LNGカーゴが史上初めて荷揚げされる
ミャンマーで5月、液化天然ガス(LNG)カーゴが初めて荷揚げされた。供給したのはマレーシア国営ペトロナス。ペトロナスはその後、6月にもミャンマーにカーゴを供給したもよう。数量は2カー合計で19万立法メートルと伝えられている。受け取ったのは香港の電力会社であるCNTIC(中国通用技术)Vパワーで、同社は今年初めにペトロナスから買い付けていた。Vパワーは昨年、ミャンマー政府から合計900メガワットの火力発電所をミヤンマーに建設する認可を受けた。すべてLNG火力となる見通しだ。チャウピュウ発電所(150MW)、タンリン発電所(350メガワット)、タケタ発電所(400メガワット)が建設される。一部は当初、4月に操業開始が予定されていたが、新型コロナ肺炎の感染拡大の影響で、延期されたもよう。 |
シンガポール : 萩本 智史 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.