中国政府の発表によると、15日着工した冀東油田ガス貯蔵施設は、同国初の海上ガス貯蔵施設となる。
同施設は南堡一号、二号、三号、高柳の4エリアに18基のガスタンクを建設する計画だ。設計上の貯蔵容量は計281億立方メートルで、作動ガス容積は105億立方メートル。完成後、冀東油田ガス貯蔵施設は華北地域でガス貯蔵の中心となる。
冀東油田は、中国のガス消費の重要な地域で、北京、天津などに近い渤海地区に位置しており、2023年から毎年2~3基のガス貯蔵施設の試験運転を開始する。2025年までに7基25億立方メートル、30年に70億立方メートル、35年には100億立方メートルに達する予定だ。
|