中国=スチレンモノマー相場、9月以降は堅調の見通し
中国のスチレンモノマー(SM)相場は、10月の国慶節の連休を前に需要が強含みに推移しており、9月以降は上昇する可能性がある。発砲ポリスチレンモノマー(EPS)、ポリスチレン(PS)など誘導品メーカーは採算性が良好であるため、装置の稼働率を引き上げる動きが見られる。また、複数の新規の誘導品設備が今後も立ち上げを予定しており、SM需要は堅調に推移している。SMの新規設備は8月までにほぼ稼働を開始しているものの、これまで見られた供給余剰感は解消されつつある。原油およびベンゼン相場が堅調に推移し、コスト高につながっているものの、SM相場の先高観が強まっている。
中国で新規立ち上げを予定する誘導品設備
新規誘導品設備 |
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製品名 |
工場名 |
能力/年(万トン) |
EPS |
大連嘉盛(Dalian Jiasheng) |
12 |
江蘇达路旺(Jiangsu Daluwang) |
24 |
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九龍青山(Jurong Qingdao) |
20 |
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九龍寧波(Jurong Ningbo) |
20 |
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PS |
山東玉皇(Shandong Yuhuang) |
20 |
山東道尔(Shandong Daoer) |
20 |
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山東嵐化(Shandong Lanhua) |
10 |
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寧波利万(Ningbo Liwan) |
40 |
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恵州仁信(Huizhou Renxin) |
18 |
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浙江一塑(Zhejiang Yisu) |
40 |
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青山海岸(Qingdaohaiwan) |
20 |
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ABS |
漳州Qimei第1期(Zhangzhou Gimei) |
45 |
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