12日 原油は続落 米中協議の不透明感から需給緩和の懸念
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は、前日比19セント安の56.67ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は、同17セント安の62.01ドル/バレルと、いずれも続落している。 トランプ米大統領が先週、中国に対する関税の撤回について同意していないと発言したとの報道などを受け、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「引き続き需給緩和が懸念されており、上値は重い」と指摘した。その上で芥田氏は「12日午前の時点で新たな材料はみられず、値動きは小さい」とも付け加えた。 日経平均株価は前日比23円7銭高の2万3,354円91銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.13円と、前日17時時点(108.96円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 90.68 (↓1.34)
|
東京 : 田鎖 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.