11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は、前日比2セント安の60.91ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は、同2セント安の66.15ドル/バレルと、わずかに下落している。
小動きにとどまった前日の海外市場の流れを引き継ぎ、アジア時間でも値動きは限定的にとどまっている。米エネルギー情報局(EIA)が18日に発表した週間石油統計で、米原油在庫が前週比109万バレル減少した。ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは、「原油在庫は取り崩しだった一方、ガソリン在庫が230万バレルの予想に対し253万バレル増、中間留分が50万バレル増の予想に対し253万バレル増と、製品在庫が予想を上回る積み増しだったため、EIAの統計そのものが強弱双方の材料として働いている」と指摘した。
日経平均株価は前日比62円59銭安の2万3,871円84銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.59円と、前日17時時点(109.45円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):98.93(↑0.62)
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