27日 原油は続落、米生産増と需要減に新型肺炎が追い打ち
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は、先週末比1.27ドル安の52.92ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は、同1.29ドル安の59.40ドルと、いずれも下げ幅を拡大している。 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「米国の原油生産増加傾向と、暖冬に伴う需要減で需給が緩んでいたところへ、中国の武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大しているため、相場は下押しされている」との見方を示した。 日経平均株価は先週末比403円86銭安の2万3,423円32銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.92円と、先週末17時時点(109.55円)から、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 99.14 (↓0.10)
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