11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は、前日比51セント高の50.12ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は、同57セント高の54.53ドル/バレルと、いずれも反発している。
石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国が、中国で発生した新型肺炎の感染拡大に関する協議を開始したこと受け、ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは「協調減産の延長または拡大などの期待もあり、新型肺炎に対する過度の警戒感は緩和している」との見方を示した。また、米国やアジアの株式相場が上昇していることで、「リスク資産である原油の買いにつながった」(上野氏)という。
日経平均株価は前日比273円12銭高の2万3,357円71銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.44円と、前日17時時点(108.94円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 90.51 (↓0.78)
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