7日 原油は反発、日本の経済対策とアジア株の好調さが下支え
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は、前日比97セント高の27.05ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は、同86セント高の33.91ドル/バレルと、いずれも反発している。 日本政府が7日にも経済対策を閣議決定する予定のなか、第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真)は「景気減速の懸念が薄れ、日本をはじめアジアの株価が好調に推移しており、原油の買いを促す要因になった」との見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国が9日に予定している会合に関して、村上氏は「減産が合意されるのではとの期待感があり、相場は下支えされている」と付け加えた。 日経平均株価は前日比370円30銭高の1万8,946円60銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.83円と、前日17時時点(109.18円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 51.65 (↑1.94)
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