3日 原油は下落、米雇用統計の絶対評価や感染症再拡大で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は、前日比24セント安の40.41ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は、同23セント安の42.91ドル/バレルと、いずれも下落している。 2日、米労働省が発表した6月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比480万人増と事前予想を大幅に上回ったものの、「前月比などの相対評価では良かったが、絶対評価ではまだ正常な数値ではないことで下げ材料となった」(楽天証券経済研究所=吉田哲コモディティアナリスト)ようだ。 また、米国各地の州で感染症の再拡大によって経済活動が再び停止しており、景気回復が遅れることでエネルギー需要後退が懸念されることも相場を下押した。 日経平均株価は前日比105円62銭高の2万2,251円58銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.55円と、前日17時時点(107.49円)と比べ、ややドル高・円安方向に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 63.07 (↓0.11)
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