17日 原油は反落、米ハリケーンの勢力減退で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は前日比28セント安の39.88ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同25セント安の41.97ドル/バレルと、いずれも反落している。 16日の海外市場では、米メキシコ湾岸へのハリケーンの接近に伴い原油供給に支障が生じるとの懸念を受け、相場が大幅に上昇していた。ただ17日のアジア時間ではハリケーンの勢力がすでに弱まったため、「相場の上昇は一服している」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング=芥田知至主任研究員=写真)。芥田氏は「ハリケーンが接近する前までのように、需給が緩んだ状況に戻っている」との見方も示した。 日経平均株価は前日比136円8銭安の2万3,339円45銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.08円と、前日17時時点(105.25円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 65.39 (↑0.85)
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