20日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から0.49ポイント安の73.30と3日続落した。国内(9種)は77.33(前日比0.05下落)、輸入(9種)は73.07(同0.75下落)、輸出(4種)は69.51(同0.66下落)。
国内指数は、まちまち。灯油は京浜渡しで同0.28ポイント上昇、阪神渡しで2.03ポイント下落した。京浜は堅調な買い気を映した。一方、阪神は割安な成約を受け相場は下落した。また、ガソリンは京浜と阪神渡しで同0.18ポイント上昇した。先高観を反映した。
輸出入指数は、総じて下落。輸出入のベンゼンは同1.30ポイント超の下げ幅となった。引き続き、誘導品であるスチレンモノマー相場(SM)相場の大幅続落に連動した。なおSM相場は、買い気の後退から中国国内で下げ基調となっている。LPGのプロパンは同1.99ポイント、ブタンは同1.97ポイントそれぞれ軟化した。いずれも、需給緩和感が相場を押し下げた。一方、輸出入の軽油は同0.12ポイント超の上げ幅となった。
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