レックス22=反落、需給の緩みで輸入LNGが急落
18日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、先週末から0.94ポイント安の94.19と反落した。国内(9種)は91.61(先週末比0.07下落)、輸入(9種)は106.41(同2.37下落)、輸出(4種)は84.54(同0.40下落)。 国内指数は、小幅下落。灯油は京浜渡しで同4.77ポイント、阪神渡しで同2.77ポイントそれぞれ大幅に下落した。割安な成約を背景に相場の下げ幅は拡大した。一方、HSC重油は京浜渡しで同3.37ポイント、阪神渡しで同3.43ポイントそれぞれ大幅に。需給逼迫が相場を引き上げた。なお、電力卸の電源開発がスポット市場でHSC重油の調達に動いているようだ。 輸入指数は、総じて下落。液化天然ガス(LNG)は同41.62ポイント急落した。北東アジアの需要家が期近の買い付けにめどをつけつつあると共に、相場急騰で割高感を強めた中国企業がスポット購入を控えた。加えて、供給逼迫感の後退を映し、LNG相場は反落した格好。また、ナフサは同0.66ポイント下落した。原油安を反映した。 輸出指数は、軽油は同0.35ポイント、ジェット燃料は同0.08ポイント下落した。いずれも軟調な原油相場が影響した。
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