レックス22=続落、スチレンモノマー相場安で輸出入ベンゼンが急落
9日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から1.12ポイント下落し106.02と続落した。国内(9種)は106.56(前日比0.12上昇)、輸入(9種)102.62(同0.48下落)、輸出(4種)は108.88(同3.00下落)。 国内指数は、総じて上昇。ガソリンは京浜と阪神渡しで同0.18ポイントそれぞれ切り上がった。堅調な買い気を背景に相場は上昇した。 輸出入指数は、総じて下落。輸出入のベンゼンは同6.60ポイント超の下げ幅となった。誘導品であるスチレンモノマー相場(SM)相場安を受けた。SM相場は、中国で新規設備の立ち上げが相次ぐなか、供給潤沢感が強まっているようだ。また、大連商品取引所のSM相場が暴落したことも相場の下押し要因となった。輸入LPGのプロパンとブタンは同0.37ポイントそれぞれ弱含んだ。需給緩和観測を受け、相場は切り下がった。一方、輸入の液化天然ガス(LNG)は同1.00ポイント続伸した。旺盛な買戻しが要因。
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