9日 原油は小幅反発、持ち高調整の買いで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は前日終値と比べ16セント高の59.76ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同5セント高の63.25ドル/バレルと、いずれも小幅反発している。 9日アジア時間の原油相場は「新規材料に乏しく方向性に欠ける展開を引き継ぎ、週末を前に持ち高調整を受けた小幅な値動きで推移している」(野村証券の大越龍文シニアエコノミスト)。来週には国際エネルギー機関(IEA)や石油輸出国機構(OPEC)が月報を発表する。「市場参加者はこれらの新規材料を待っている状況。それまでは様子見ムードが続く公算が大きい」と大越氏は指摘した。 日経平均株価は前日比105円53銭高の2万9,814円51銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.29円と、前日17時時点(109.51円)からドル安・円高に推移している。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):106.02(↓1.12)
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