16日 原油は続伸、ワクチン普及による需要回復期待で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(7月限)は前日終値と比べ62セント高の72.74ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)は同66セント高の74.65ドル/バレルと、いずれも続伸している。 前日の海外時間では、新型コロナワクチンの普及による経済活動の再開を好感し、WTIは約2年8カ月ぶりの高値を記録した。16日のアジア時間でも上昇基調を引き継いでいる。「米国ではワクチン接種の普及でニューヨーク州やカリフォルニア州で感染対策の経済活動の規制が解除され、米景気の回復と原油需要増への期待が強まっている」(第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長=写真)。欧州でも同様にワクチン接種が進んでおり、このまま上昇基調が続く公算が大きいと村上氏は指摘した。 日経平均株価は前日比76円82銭安の2万9,364円48銭で推移している。ドル円相場は1ドル=110.09円と、前日17時時点(110.05円)からわずかにドル高・円安に推移している。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 116.05 (↑0.56)
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