17日 原油は反落、米利上げ前倒し観測やアジア株安で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(7月限)は前日終値と比べ65セント安の71.50ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)は同71セント安の73.68ドル/バレルと、いずれも反落している。 米連邦公開市場委員会(FOMC)が16日、利上げ実施時期を2023年までに前倒しする方針を示した。また、為替市場ではドル高進行でドル建て原油に割高感が強まっているほか、17日のアジア時間では日経平均などアジアの株価が弱含んでおり「リスク資産の原油に売り圧力がかかっている」(ニッセイ基礎研究所=上野剛志上席エコノミスト)。 日経平均株価は前日比322円07銭安の2万8,958円94銭で推移している。ドル円相場は1ドル=110.63円と、前日の17時時点(109.84円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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