26日 原油は反落、利益確定の売りで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は先週末終値と比べ25セント安の71.82ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は同20セント安の73.90ドル/バレルと、いずれも反落している。 原油相場は19日に約5ドル急落し、66ドル台まで落ち込んだものの、その後は世界的な景気回復期待が再燃。70ドル台まで回復している。ただ、足元では新規材料に乏しく、利益確定の売りで下落している。野村證券の大越龍文シニアエコノミストは「27日から行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策の決定会合前にドルが対ユーロで上昇しており、ドル建て取引の原油は価格が抑えられやすくなる。これも相場を下げる要因となっている」と指摘した。 日経平均株価は21日比389円99銭高の2万7,937円99銭で推移している。ドル円相場は1ドル=110.35円と、21日の17時時点(110.09円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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