11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日終値と比べ32セント高の72.23ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は同43セント高の74.93ドル/バレルと、ともに上昇している。
新型コロナウイルスのデルタ株の感染がアジアや米国などでも拡大していることで、前日の米国市場では、経済活動の鈍化によるエネルギー需要後退の懸念からWTI原油は売られた。その後、27日のアジア時間帯に入り、WTI原油とブレント原油はともに買いが優勢となり、相場は上昇している。また、ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは「今週の米エネルギー情報局(EIA)による週間石油統計で、米原油在庫が前週から343万バレル減少の見通しとなっていることで、需給引き締まり観測から原油は買われている」と述べた。
日経平均株価は前日比165円46銭高の2万7,995円75銭で推移している。ドル円相場は1ドル=110.23円と、前日の17時時点(110.21円)と比べほぼ同水準。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):127.47 (↑3.35)
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