19日 原油は続伸、米国時間の流れを引き継ぎ
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は前日終値と比べ23セント高の108.44ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同43セント高の113.59ドル/バレルと、いずれも続伸している。 19日アジア時間の原油相場は、米国時間の流れを引き継ぎ上昇している。リビア産原油の供給減少懸念を背景に18日米国時間の原油相場は急上昇し、WTI原油は一時109ドルを超えた。 欧州連合(EU)がロシア産原油の禁輸を検討していることも相場の強材料となっている。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は「24日のフランスの大統領選挙の決選投票後を目安にEUの方針が決まる公算が大きい」と指摘した。 日経平均株価は前日比72円88銭高の2万6,872円59銭で推移している。ドル円相場は1ドル=126.64円と、前日の17時時点(127.59円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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