22日 原油は反落、米国の利上げ観測と株安で売りが加速
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(6月限)は前日終値と比べ93セント安の102.86ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同96セント安の107.37ドル/バレルと、いずれも反落している。 米国が5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを検討すると伝えられたことで、経済成長への影響が懸念され、21日の米株式相場は下落した。これを受け、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「(22日アジア時間は)株と同じくリスク資産の原油も売られている」と指摘した。また、「原油相場は前日に上昇した反動もある」(同氏)という。 日経平均株価は前日比548円03銭安の2万7,005円03銭で推移している。ドル円相場は1ドル=128.59円と、前日の17時時点(128.03円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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