14日 原油は反発、急落からの買い戻しで
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14日アジア午前時間の原油市況は反発。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は「ここ数日の続落から買い戻しが入った」と指摘した。12日、石油輸出国機構(OPEC)が公表した月報で原油の供給過剰懸念が生じ相場は急落したが、ここにきて連日の売りによる買い戻しとなったもよう。特にWTIは60ドルを割れた時点で値ごろ感から反発する傾向がたびたびみられ、今回もそのような値動きとなった。吉田氏はこれらの要因に加え、米国によるロシア2大石油生産会社であるロスネフチとルクオイルへの制裁措置なども相場への上げ圧力となった可能性を指摘した。 日経平均株価は前日比818円35銭安の5万463円48銭で推移している。ドル円相場は1ドル=154.52円と、前日の17時時点(154.72円)と比べドル安・円高方向に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):144.64 (↓1.05)
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