気象庁=今冬にかけてラニーニャ現象が続く
気象庁は10日、夏からラニーニャ現象が続いており、今後、冬にかけてラニーニャ現象が続く可能性を前月の70%から90%に引き上げた。春には平常の状態になる可能性を40%としたが、続く可能性は60%でより高い見通し。
エルニーニョ(ラニーニャ)現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高く(低く)なり、その状態が1年程度続く現象。ラニーニャ現象が発生すると、冬季は西高東低の気圧配置が強まり、気温が低くなる傾向がある。
東京 : 電力チーム 工藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.