1月第3週のSS軽油市況=8週連続の値上げ、最高値は山形県
資源エネルギー庁が20日に発表したSS軽油小売価格によると、1月第3週となる18日現在、全国平均価格は前週比1.1円高の18.1円と8週連続の値上げとなった。ENEOSや出光興産などが仕切り価格を引き上げており、小売価格に浸透している。元売り各社は14~21日に仕切り価格を前週比1.5~2円上げを関係各社に通知している。
地区別では、最高値が山形県で前週比1.7円高の128.4円、最安値は徳島県で同0.6円安の108.8円。高低差は19.6円と先週から1.9円広がった。
都市部を見ると、北海道が前日比1.4円高の120.6円、東京都が同0.1円安の117.4円、愛知県が同0.4円高の117.6円、大阪府が同1.3円高の116.2円だった。複数の卸業者によると、9~11日の3連休後は大雪を観測した北海道や東北、北陸地区で除雪関連向けの引き合いが増え、軽油の余剰感は特にないなどの声が寄せられている。
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