名古屋市交通局=21年度のアドブルー入札は下落、シェア争いの予兆
名古屋市交通局が3月3日に開札した21年度納入分の市バス向けアドブルー1万4,500リットルを対象とした一般競争入札は前年度比0.5円安のリットルあたり届け46.5円で落札されたもよう。2月に開札された川崎市交通局同様に下落に転じた。落札価格が下がったのは3年ぶり。
落札したのは、中京エリアの軽油販売に強みを持つ地場系石油ディーラー、名古屋シェル石油販売。同社がアドブルーの供給を受けているとされる化学メーカー系商社の販売攻勢が下落の背景にあるとみられる。アドブルー業者によるシェア争い激化の予兆がうかがえる。
※『CROSS VIEW軽油』の第72号(21年3月5日発行)で詳しく取り上げています。
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