4月第2週のSS軽油市況=鹿児島140.1円で最高値、全国平均は130.5円
資源エネルギー庁が14日に発表したSS軽油小売価格によると、4月第2週の12日現在、全国平均価格は消費税込みで前週から変わらず130.5円だった。元売り3社は第2週の仕切り価格を1円引き上げたものの、原油市況の先高見通しが薄れ、小売業者間で値上げを見送る動きが広がった。第3週の仕切り価格を元売り各社は1.5円引き下げている。最高値地区は鹿児島県で前週比1.1円安の140.1円、最安値は徳島県で同0.1円安の122.7円となり、17.4円の価格差が付いた。
都市部では、北海道が前週比0.5円安の132.6円、東京都が同1.8円高の135.7円、愛知県が同0.3円高の130.6円、大阪府が同0.1円高の129.4円。石油連盟によると、直近4週の平均出荷は全国ベースで前年比2.5%減の8万5,395klと鈍化気味。堅調な通販需要で小型トラックを中心に稼働は高いと伝えられているが、重量がある大型配送は精彩を欠くようだ。観光バスなども依然として伸び悩んでいる。
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