中京地区SS小売市況=愛知は1.3円下げ、三重県も弱含み
資源エネルギー庁が12日発表した全国小売価格によると、10日現在で愛知県のレギュラーガソリンは前週比1.3円安の148.5円に値下がりした。需要期の大型連休を終えたため、小売業者間で値下げが相次いだ。愛知県は12日に緊急事態宣言地区に加わるなど、目先のガソリン需要増が見出させない側面もあるようだ。
近隣では、の三重県が同0.2円安の149.6円に小幅下げ。ただし、津市では価格競争が先行しており、量販PB店が132円、市内複数の量販系列店が137~140円に店頭価格を設定済み。一般的な系列セルフ店に対して2円程度安い。元売り各社は5月第3週の仕切り価格を2.5円引き上げたが、「値上げムードはない」(津市内の小売業者)。
岐阜県は前週比0.4円高の152.1円、静岡県はもち合いの150.4円だった。
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