ゴールドマン環境賞=平田仁子氏が受賞、日本女性初
ゴールドマン環境財団(本部:米サンフランシスコ)は15日、2021年のゴールドマン環境賞の受賞者を発表し、日本から「気候ネットワーク」の平田仁子理事が選ばれた。受賞理由は過去数年間、日本の13の石炭火力発電所(7GWまたは7,030MW)の停止活動に貢献したことによる。現在も今年3月に、みずほフィナンシャルグループに対して、気候関連リスクおよびパリ協定の目標に整合した投資を行うための計画を開示する株主提案を提出。また、三菱UFJフィナンシャル・グループへも同様の株主提案を行うなど積極的な活動を行っている。 同賞は、草の根の環境活動を表彰すべくリチャードとローダ・ゴールドマン夫妻により創設され、1990年4月16日に第一回の授賞式が行われた。同賞は、毎年アフリカ、アジア、ヨーロッパ、島しょ国、北アメリカ、中南米の6大陸から基本1名ずつ選ばれる。日本人では1991年に黒田洋一氏(日本の木材輸入)、1998年に山下弘文氏(諫早湾の干拓事業反対)の2名が受賞している。
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