米国大統領選挙=バイデン候補、TV討論会で「石油産業からの移行を」
米国時間22日にテネシー州ナッシュビルで、米国大統領選挙候補者による最終討論会が行われた。テーマは「新型コロナウイルス」、「家族」、「人種」、「気候変動」、「国家安全保障」、「リーダーシップ」の6つで、気候変動問題では、共和党のトランプ大統領が4年間の実績として原油、ガソリン価格が安くなったと強調。
一方、民主党のバイデン候補は、パリ協定への復帰と共に「石油産業からの移行をはかる」と明言した。同時に、クリーンエネルギーによる「新規の雇用が創出」を訴えた。
投票日は11月3日で、RealClear Politicsによると、21日現在の両候補の支持率は、トランプ大統領が42.8ポイント、バイデン候補が50.7ポイントで、バイデン氏が7.9ポイントリードしている。
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