ロッテケミカル=燃料電池発電所設立、水素事業拡大へ
韓国のロッテケミカルは、SKガス、エア・リキード・コリアと7~9月期にかけて水素事業に関する合弁会社を設立し、年間50万メガワット(MWh)の電力を生産可能な燃料電池発電所を設立する予定だ。建設予定地はウルサンで、具体的な計画は進行中としている。
ロッテケミカルは2030年までに、グレー水素60万トン、ブルー水素45万トン、グリーン水素15万トンの計120万トンの水素および230万トンのアンモニアの合計350万トンを韓国に供給する計画を立てている。水素の生産からアンモニアの混焼発電、水素ステーション事業に至るまで水素のバリューチェーン全体に事業を広げるのが目標だ。アンモニアの混焼比率については未定。水素ステーションについては、2030年までに15万トン水準で供給する計画で、現時点でステーションの個数は正確には公表していない。
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