H.I.S.SUPER電力=宮崎県のバイオマス発電所の運転開始に遅れ、コロナの影響で
HISグループのH.I.S.SUPER電力が運営するバイオマス発電所「HIS角田バイオマスパーク」(宮城県角田市、出力41,100kW)の運転開始がずれ込むことが、30日までに関係者への取材でわかった。同発電所は当初、7月に運転を始める予定だったが、新型コロナ感染拡大による入国制限でフィンランドの発電設備の技術者が入国できず、30日時点で試運転すらできていない状況だという。入国制限が解除されるまでは運転を開始できず、「(運転開始の)見通しは立っていない」(H.I.S.SUPER電力の関係者)。
HIS角田バイオマスパークはパーム油を燃料としたコンバインドサイクル発電所で、ディーゼル発電機で発電したあと、出てきた排熱を利用した蒸気タービンでさらに発電を行う。余った熱は角田市の産業に役立てる計画としている。
バイオマスレポートのお知らせ |
2020年1月、バイオマスレポートを発刊しました!詳細はこちらをクリックしてください。 |
東京 : 国内製品チーム 須藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.