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原油・コンデンセート:8月22~26日:ベトナム産原油が上昇、西アフリカ産の流入減で

2016/08/29 07:00

中東原油

 10月積み中東産軽質原油および中重質原油は、下落基調に転じた。日本やタイの主要需要家がすでに月間の必要量を確保。このため、積極的な買い手が見られない中で、売り手が手持ちカーゴの売唱えを引き下げた。10月積みアブダビ産マーバンの商いでは、26日には仏トタルが唱えをOSP指標に対して15セントのディスカウントにまで引き下げた。一方、10月積みのカタール産カタールマリンの商いでは、英BPがOSP指標に対して35セントのディスカウントまで売唱えを引き下げたものの、買い手は現れなかった。

  

アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ

 10月積みのアンゴラ産原油の市況連動相場は、需給の逼迫を背景に急上昇。同国産原油全体の10月積みの供給は、ダリアの油田の定期修理入りのため例月よりも少ない。同国生産者ソナンゴルはハンゴおよびパズフロール各1カーゴをノルウェーのスタットオイルに販売した。ハンゴの価格はDTDブレント指標に対して1.7ドルのディスカウント。一方、パズフロールの価格は同指標に対して1.5ドルのディスカウントとなった。これらの価格は、9月積みに比べて1ドル以上高い水準となっている。

  

南方原油

 10月積みベトナム産原油の市況連動相場は上昇。ナイジェリア産およびアンゴラ産の西アフリカ産スウィート原油のアジア向け流入が縮小した結果、ベトナム産に対する代替需要が増えている。ベトナム国営PVオイルによる10月積みのチムサオの販売入札は、DTDブレント指標に対して2ドルを小幅上回るプレミアムで落札された。これは9月積みの販売入札の落札価格を50セント近く上回る水準。ルビーの10月積みの販売入札も、9月積みの落札水準を1ドル近く上回り、同指標に対して1.4ドル前後のプレミアムに切り上がった。

 

東京 : 原油・コンデンセートチーム  橋本  03-3552-2411
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