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アジア石油製品:9月25~29日:北東アジア積み0.001%S軽油のプレミアム急騰

2017/10/02 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は弱含んだ。買い気の後退を受け、相場は下げ幅を広げている。取引の中心が10月後半積みに移行している中、トレーダーの買い気が収まりつつある。米国のハリケーン影響が薄がれている中、シンガポール市況が下落する傾向にあることなどが背景にありそうだ。中国の石油1社が先週、10月後半積み92RONガソリンMR船型をスポット販売したとの情報が寄せられた。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し50セントを下回るプレミアムとみられる。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット市場では11月前半着カーゴの商談時期が続いているものの、シンガポールでアジア太平洋石油会議(APPEC)が開かれているため、スポット玉の取引は小休止。既報のとおり、これまでに成約が伝えられている北東アジア着オープンスペック品は、価格がいずれも日本市況に対しプレミアム圏となっている。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S(MR船型)の市況連動相場は強含んだ。シンガポール市況の強さを受けた。米ハリケーンの影響により、シンガポール市場では9月後半~10月前半積みとして多くの0.001%S軽油が米国へ仕向けられていた。この結果、足元の供給に引き締まり感が強まっている。北東アジアでは、日本の元売り1社が10月後半積み0.001%S軽油のスポット販売を進めている。同社は、FOBベースでシンガポール市況(0.05%)対し1.00ドル近辺のプレミアムでの販売を期待している。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し30.0040.00ドルのプレミアムと15.00ドル弱含んだ。需要不振が相場を下押した。韓国石油1社が9月着として0.3%S重油MR船型1カーゴをスポット調達していたようだ。価格は、CFRベースでシンガポール市況(380cst)に対し32.00ドルのプレミアムと伝えられた。この他、台湾中油(CPC)910月着で購入した0.3%S重油の成約価格は、CFRベースでシンガポール市況(180cst)に対し35.00ドルを小幅上回るプレミアムだったことは既報のとおり。これらの成約価格をベースで、日本着0.3%重油の相場はCFRベースで同市況対比35.00ドル近辺のプレミアムで試算される。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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