リムマーケットニュース >  週間サマリー

アジア石油製品:10月2~6日:北東アジア積み0.001%S軽油の市況弱含み

2017/10/09 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は横ばい。不需要期に差し掛かり、相場の地合いは弱い。しかし、11月積みのスポット商談は時期尚早なため、取引は聞きにくい。来週以降に本格化しそうだ。中国海洋石油(CNOOC)は、新規の常圧蒸留装置(日量20万バレル)について、本日までにすべて設備の試運転を終え、オープンスペックも確認された。ガソリン、ジェット燃料、軽油など主要製品の品質はユーロ5標準に相当する。これで同社の恵州製油所の精製能力は日量合計44万バレルとなり、11月積みから石油製品の輸出が増える。

 

 ナフサ

 クウェート石油(KPC)とアジア需要家によるターム交渉について、成約価格はFOBベースで中東市況に対し2ケタのプレミアムになるとの観測が根強い。足元のスポット市場で引き締まり感が強いことなどが背景にある。10月に欧米など域外からアジアに持ち込まれるアービトラージカーゴの数量は100万トン程度に留まると見られている。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は、需給引き締まり感が後退するとの見方から弱含んだ。一部の売り手は10月後半積みカーゴの商談を続けているもよう。ただ、3日の市場では具体的な売買唱えは聞かれなかった。中国や日本積みについて、FOBベースで同市況に対し80セント以上のプレミアムでの販売は難しい状況になりつつある。70セントのプレミアムでも高値圏での成約と位置づけられそうだ。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し40.0050.00ドルのプレミアムと横ばい。。台湾中油(CPC)3日、11月着として低硫黄重油4万トン型の買付け入札を締め切った。既報のとおり、今回は0.3%Sおよび0.5%S重油とも購入を予定している。応札の有効期限は6日。CPCが前回に買い付けた9月と10月着の0.3%S重油は、いずれもCFRベースでシンガポール市況(180cst)に対し40.00ドルを下回るプレミアムだった。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

東京 : 海外製品チーム  二川  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?