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アジア石油製品:10月9~13日:韓国積み灯油のプレミアム縮小

2017/10/16 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は横ばい。11月積みについて、新たな成約の情報は寄せられていない。韓国の石油会社は、連休を終わった後にスポット販売に着手し始めているものの、具体的な取引の情報は聞かれない。中国の石油1社は、先週からすでに11月積みの販売に動き始めている。既報のとおり、11月華南積み92RONガソリンMR船型2カーゴがFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し90セント~1.00ドルのプレミアムで販売された。

 

 ナフサ

 クウェート石油(KPC)とアジア需要家による12月~201811月分のターム交渉は、スペックによってFOBベースで中東市況に対し10.00ドルを下回るプレミアムだった。一部の市場関係者は「当初の見通しより低めのプレミアムだった」と指摘した。一方、プレミアムが1ケタに留まったものの、依然として高値圏に保たれているとの受け止めも見受けられる。

 

 中間留分

 韓国積み灯油(SR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況に50セント~1.00ドルのプレミアムと55セント下落した。買い気の弱さが相場を下押した。韓国積み灯油の主要な仕向け地である日本から、冬場に備えた輸入引き合いが台頭している。しかし、国内の灯油市況に強さが欠けているため、日本勢は買値を抑えている。11月韓国積みSR船型について、日本筋の買唱えはFOBベースでシンガポール市況に対し50セント程度のプレミアムと聞かれる。これに対する割安感から、韓国の売り手は商い取組みに消極的な姿勢で、成約の情報は聞かれない。ただ、現状の買唱えであれば、成約の水準がFOBベースで同市況対比1.00ドルを超えるプレミアムは難しそうだとの見方が聞かれる。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し35.0045.00ドルのプレミアムと5.00ドル弱含んだ。売り気の強さが相場を下押した。北東アジアの需要が長らく振るわない中、トレーダー筋は手持ち玉の売りを強めている。台湾中油(CPC)6日、入札を通して11月着の0.3%Sおよび0.5%S重油を各4万トン購入した。価格は、前者がCFRベースでシンガポール市況(180cst)に対し40.00ドル未満のプレミアム、後者が同市況対比30.00ドルを下回るプレミアムと伝えられた。日本や韓国からは、いまのところ11月着のスポット買いは見られていない。ただ、台湾着の成約水準、シンガポールからの運賃を考慮すると、日本着の相場は同市況対比40.00ドル近辺のプレミアムで試算されている。

 

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「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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