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アジア石油製品:3月19~23日:ナフサのバックワーデーションが拡大基調

2018/03/26 07:00

 ガソリン

 中国の石油会社が4月積みガソリンの販売を続けている。中国海洋石油(CNOOC)は、42021日積みとして92RONガソリンMR船型のスポット販売に乗り出している。これは4月積みとして2カーゴ目の販売となる。CNOOCは、41011日積みの92RONガソリンMR船型を販売した。価格はFOBベースで同市況対比35セント前後のディスカウントと伝えられた。大連西太平洋石油化工(WEPEC)は、すでに4月積みのスポット販売を終えているもよう。一方、中化集団(シノケム)には4月積みの追加販売余力がありそうだ。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット市場では、バックワーデーション(期先安)が拡大基調に推移している。域内の供給が限られる一方、韓国や台湾の需要家によるスポット調達が続いている。市場関係者によると、韓国のYNCCは、5月前半着オープンスペック・ナフサを購入。価格は日本市況に対し6.50ドル程度のプレミアムという。また、SKエナジーも、5月前半着ヘビーフルレンジ品を、同市況に対し13.00ドル程度のプレミアムと買い付けた。

 

 中間留分

 市場関係者によると、4月日本積み0.001%S軽油が、FOBベースでシンガポール市況に対し30セントを超えるディスカウントで成約されたとの情報が浮上した。「足元のシンガポール市況を考慮すれば、妥当な水準」(市場関係者)との声が聞かれた。また、4911日華南積み0.001%S軽油が、CFRベースで同市況に対し50セントのプレミアムで取引されたとの情報も伝えられた。一方、韓国石油1社は、製油所の定修が終わる4月下旬積みとして、硫黄分の高い軽油をスポット販売する意向という。

 

 重油

 北東アジアの需要家による高硫黄重油の買付けの情報が複数聞かれている。韓国西部発電(KOWEPO)は入札を通じ、328日~46日ピョンテック着の2.59S重油45,000トンを購入した。落札者はハンファと伝えられた。KOWEPOは、3月中の重油調達をこれで終える方針という。また、台湾中油(CPC)は入札を通じ、バンカー用として4月着の3.5S重油(380cst)4万トンを買い付けた。価格については、シンガポール市況(380cst)にシンガポールと台湾間のフレートを上乗せした水準とほぼ同等としている。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

東京 : 海外製品チーム  田鎖 信之介  03-3552-2411
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