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アジア石油製品:6月11~15日:インドネシア国営プルタミナ、0.25%S軽油を買付け

2018/06/18 07:00

 ガソリン

 中国積み92RONガソリンの市況連動相場は上昇した。夏場の需要期に差し掛かり、トレーダーの調達意欲が見られている。しかし、東南アジアの需要が乏しく、相場の上げ幅は限られている。中国石油1社が、7月華南積みの92RONガソリンMR船型をスポット販売したとの情報が寄せられた。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し50セント以上のプレミアムと伝えらえた。一方、インドネシアからは7月分の買いが依然として浮上しない。ベトナムでは、PV オイルが71014日と2428日着として92RONガソリン15,0001万キロリットルの買いに出ている。この他、ベトナムのペトロリメックスは、7月積みとして92RONガソリン12,000トンの買付け入札を実施した。いずれも購入数量は少ない。

 

 ナフサ

 クウェート石油(KPC)は、20188月~20197月分のナフサのターム販売交渉を完了した。価格は、フルレンジ品が中東市況に対し20ドルのプレミアムと伝えられた。これまで中東積みのスポット相場が強含んでいたことを受け、市場関係者からは「高値での成約となった」との見方が聞かれる。

 

 中間留分

 インドネシア国営プルタミナは、入札を通じて計270万バレルの0.25%S軽油の買付けに動いている。これにより、一時的に下落した北東アジア積み0.25%S軽油の市況連動相場が再び押し上げられた。韓国石油1社は近く、7月積み0.25%S品の販売に動く見込みだ。成約可能な水準について市場からは、「韓国積みのFOBベースでシンガポール市況に対し、安くとも3.50ドルのディスカウント」(市場関係者)との声が聞かれた。

 

 重油

 北東アジアの需要家による7月着の低硫黄重油の買付けは、これまでのところ見られていない。台湾中油(CPC)も、7月着では重油を買い付ける予定がないとしている。その背景には、台湾電力の原発が定修を終えて運転を再開したことがある。CPCは、8月着では発電用燃料として低硫黄重油の購入を予定しているものの、購入量は原発の稼働状況に左右されるという。一方で、韓国S-オイルが新規に建設した残油高度化装置(RUC)に関し、既に稼働を開始していると伝えられた。ただし、フル稼働に入るのは6月末からと聞かれる。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

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