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アジア石油製品:7月16~20日:韓国電力会社が再び低硫黄重油を買付け

2018/07/23 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は強含んだ。需要増が相場を押し上げた。インドネシア国営プルタミナは、ガソリンの買付け入札を取り消して再入札を実施している。また、韓国のS-オイルは新規RUC(残油高度化、日量76,000バレル)ODC(オレフィン誘導品)装置の立ち上げが不調なため、8月積みのガソリンを物色している。一方、中国海洋石油(CNOOC)は、82021日東莞積みとして92RONガソリンMR船型をスポット販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し50セントのプレミアムとの情報が寄せられた。

 

 ナフサ

 韓国で9月以降、複数のナフサクラッカーの定修が予定されているため、ナフサの需要が減少するとの見通しが聞かれた。日本国内では現在、一部のクラッカーの不調からナフサ需要が減少する一方、製油所のトラブルにより供給も縮小すると見られ、強弱材料が混在している。

 

 中間留分

8月日本積みジェット燃料がFOBベースでシンガポール市況に対し40セントのディスカウントで成約されたとの情報がある。ただ、成約対象の船型サイズや船積み条件などの詳細は判明していない。日本や韓国の一部石油会社が8月積みのスポット売り物を抱えているものの、取引の情報は寄せられていない。また、中国政府は第3四半期の輸出割当量を依然として許可していないため、中国8月積みについても成約の情報は聞かれない。

 

 重油

 韓国の電力会社が、再び低硫黄重油の買付けに動いている。今後も継続的に低硫黄重油を購入すれば、需給が引き締まりそうだ。韓国東西発電(EWP)は、8610日ウルサン着の0.3%S重油4万トンの買付け入札を開示した。応札の締め切りは26日。EWPは政府の環境規制に対応するため、ウルサン発電所で使用する燃料を高硫黄重油から低硫黄重油に切り替えた。最初の低硫黄重油の買付けとして、72730日ウルサン着の0.3%S重油3万トンを購入していた。価格は、CFRベースでシンガポール市況(180cst)に対し80.00ドル弱のプレミアムと伝えられた。

 

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