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アジア石油製品:10月22~26日:中国ガソリン需要期終え、輸出増見通しで供給潤沢感が下押し

2018/10/29 07:00

 ガソリン

韓国積み92RONガソリンの市況連動相場は、シンガポール市況に対し3050セントのディスカウントと弱含んだ。供給潤沢が相場を下押した。シンガポール市場でもトレーダー筋が売りを強めていることから、マーケットは弱含んでいる。また、中国がガソリンの輸出を拡大する可能性が指摘されている。中国国内では、国慶節連休までにガソリンの需要期を終え、国内市況は続落している。中国政府は、今年3度目となる石油製品の輸出割当量を国営石油4社に通知した。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット相場はもち合い。12月以降に到着するカーゴの取引に強材料が見受けられる。需要面では、冬場の需要増で液化石油ガス(LPG)価格が上昇し、割安なナフサ需要が増加する見通しだ。一方、供給面では、欧州の製油所稼働率が低下しており、ナフサ供給が減少している。これら需給の引き締まりで、12月以降着の相場に上昇圧力が掛かっている。ただ、依然として12月前半/1月前半のタイミング・スプレッドがコンタンゴであることから、12月のアービトラージ品の数量は11月に比べても減少しないと見込まれている。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は変わらず。台湾積みはシンガポール市況に対し4050セントのプレミアム。中国積みは同市況対比2545セントのプレミアムとなった。11月積みの商談が続いている。品薄感は変わらず、相場は堅調な動き。台湾中油(CPC)22日、11624日積みとして0.001%S軽油30万バレルの販売入札を実施した。CPCによる0.001%S軽油の輸出は珍しいことで、台湾の供給が過剰気味のため今回の販売に踏み切っているようだ。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し70.0080.00ドルのプレミアムと横ばい。低硫黄重油の買いは依然として乏しい。これまでに、北東アジアからは11月着0.3%S重油のスポット需要は出ていない。韓国西部発電(KOWEPO)が、入札を通して1024日~112日着として2.59%S重油45,000トンを買い付けた程度。対象カーゴはビトールが落札したようだが、落札価格などの詳細は判明していない。

 

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