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シンガポール=先物市場で中間留分のクラック縮小基調続く

2018/12/06 19:10

 シンガポール先物市場で、ドバイ原油に対する中間留分のクラックマージンが縮小傾向をたどっている。6日夕刻時点で、期近12月きり軽油のマージンはバレルあたり13.60ドルとなり、直近の最高値だった1115日時点から30%強落ち込んでいる。また、ケロシンのマージンは同14.56ドルで、やはり26%程度後退している。背景には、日本や中国からの輸出増加があるとの指摘が聞かれる。

 日本では平年より気温の高い日が続き、暖房用の灯油需要が低迷。このため、一部の元売りは成分の近いジェット燃料や、同じく中間留分である軽油を積極的にアジア向けに輸出している。また、11月には中国政府が今年4回目となる石油製品の輸出割当量を国営石油各社に通知したため、今後、一段と輸出が増加するとの観測が出ている。

 需要面に大きな変化が見られない一方、日本や中国を中心とした北東アジアからの輸出が増加することで、アジア域内で軽油やケロシンの余剰感が強まっているようだ。

 

 

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