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アジア石油製品=4月15~19日:92RONガソリンは値上がり、5月北東アジア積みの供給減を背景にアジア需給の引き締まりで

2019/04/22 07:00

 ガソリン

 韓国積み92RONガソリン(MR船型)の市況連動相場は値上がりした。シンガポール市況の上げを映した。5月北東アジア積みの供給減を背景に、アジアの需給は引き締まっている。また、マレーシアRAPIDプロジェクトの新規製油所(日量30万バレル)12日に火災事故が発生したことも、供給の引き締まり感を一段と強めた。同製油所5月にも製品の出荷を予定していた。その中、シンガポール積み92RONガソリンの市況連動相場は続伸していた。

 

 ナフサ

 北東アジアでは、台湾のフォルモサ石油化学(FPCC)が入札を通じて5月後半着オープンスペック・ナフサ12万トンを購入。同社のグループ会社であるフォルモサケミカルズ・アンド・ファイバー(FCFC)の第3アロマ製造装置は、爆発事故の影響で依然として停止しているが、FPCCのナフサクラッカーはフル稼働に回復しているという。一方、韓国品の供給量は潤沢。日本などに仕向けられており、日本着相場は軟調に推移している。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場はもち合った。5月積みの商談が続くものの、市場では新たな売買唱えは聞かれなかった。引き続き、需給引き締まり観測から相場の基調は強い。このところフレートが落ち着いているため、大型船でアジアから欧州にカーゴを持ち込もうとする動きが散見される。中東やインド品も欧州に仕向けられるケースが多く、シンガポールを中心とするアジアでは余剰感がやや後退しているとの指摘もあった。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場はもち合い。アジアの主要市場であるシンガポールでは、バンカー需要の底打ち感を背景に重油の市況連動相場が先週前半にかけて小幅反発していたが、週後半に入り中東などからアジア向けカーゴの供給が増加し、相場は押し下げられた。その中、台湾中油(CPC)5月着高硫黄重油4万トンの買付け入札を実施したが、5月の生産計画を再度確認する必要があることから、入札を取り下げた。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

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