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海外=中国CNOOC、洋上風力発電事業を再開、DOEが7,900万ドルを助成

2019/05/16 09:45

 アイスランドのカーボン・リサイクリング・インターナショナル(CRI)は5月、二酸化炭素(CO2)からメタノールを生産する(CO2-トゥ-メタノール)プロセスの規模を拡大するため、欧州連合(EU)からの180万ユーロの助成を獲得したと発表した。対象となるのは、エミッション-トゥ-リキッド(ETL)と呼ばれるプロジェクトだ。ETLプロセスは、CO2回収・精製、メタノール合成、メタノール精製などで構成される。

 他方、中国海洋石油(CNOOC)はこのほど、5年前に閉鎖した洋上風力事業を再開する方針を示した。CNOOCは江蘇省で予定するプロジェクトに参画する。ただ、発電プラントの位置や規模などの詳細は開示されていない。CNOOCは2006年、洋上風力発電事業に進出したものの、14年に撤退した経緯がある。

 米国関連では、大豆の用途に占めるバイオディーゼルの比率が30%に拡大したことが判明している。米エネルギー情報局(EIA)によると、大豆油年度(2017年10月初めから18年9月末まで)の大豆油のバイオディーゼル向け供給量は71億ポンドだったという。バイオディーゼルの生産量は、再生可能燃料基準(RFS)の基準値とともに上昇。2010~11年期から17~18年期にかけて、バイオディーゼルの生産量は7億ガロンから18億ガロンに、大豆油供給量は225億ポンドから、260億ポンドにそれぞれ増加した。

 このほか、EIAによると、2018年に米国はバイオマス由来のディーゼル(バイオディーゼルと再生可能ディーゼル)を日量2.2万バレル輸入した。17年比で42%減、16年比で64%の減少になった。再生可能燃料基準(RFS)の要求量が増えている中で、EIAは、米商務省がアルゼンチンとインドネシアからの輸入関税を引き上げたことに起因すると分析した。

 ところで、米国エネルギー省(DOE)はこのほど、燃料・製品・発電向けのバイオエネルギーの研究開発に7,900万ドルを助成すると発表した。藻類バイオの収率向上・品質改良、炭化水素系バイオ燃料、ドロップインジェット燃料、プラスチック循環経済などの10分野が助成対象となっている。

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