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中国=国内製油所出しガソリン、初めて豪州向けに輸出

2015/04/24 12:00

 中国石油天然気(ペトロチャイナ)系の大連石化(日量41万バレル)と錦州石化(15万バレル)が、豪州地域の需要家に自社製のガソリンを輸出販売したことが明らかになった。ペトロチャイナの海外事業部門である中国連合石油(CHINAOIL)が販売窓口となり、2月下旬ごろに豪州地域の主要な需要家と固定価格で商談を成立した。

 

 両製油所は、3月末と4月初旬積みを3万トンずつ輸出。同カーゴは、国Ⅴ(0.001%S)標準となる91RON95RONガソリンだ。これにより、中国の製油所出し石油製品が初めてオセアニア地域へ出荷された。

 

 ペトロチャイナは、今後も豪州向けに石油製品の販売拡大を目指している。一部では、同社は45月積みとしてさらに同地域向けに8万トン程度の国Ⅴガソリンの輸出を検討しているとの情報がある。また、製油所の生産状況および需要次第で、豪州の需要家と長期契約を結ぶことも念頭に入れているとの話がある。

 

 中国では、大連石化、錦州石化、大連西太平洋石化(日量20万バレル)が主にガソリンを輸出している。大連石化と錦州石化の輸出量は通常、それぞれ毎月MR船型2カーゴ程度になる。大連西太平洋石化は毎月MR船型3カーゴを輸出販売している。同社は今年、新規リフォーマー装置(日量3万バレル)の建設を終え、すでに稼働許可を取得しているようだ。6月から運転を開始する公算が大きい。これにより、ガソリン生産量は月間最大45万トン増えるもよう。この他、同じくペトロチャイナ系の広西石化(20万バレル)も一部のガソリンを輸出している。

 

 

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