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シンガポール=エクソンモービルがジュロン・アロマティクの買収を完了

2017/09/08 12:00

 エクソンモービル・アジアパシフィックは先月28日、シンガポールのジュロン・アロマティクス・コーポレーション(JAC)の買収手続きを完了したと発表した。JACは世界最大規模のアロマ生産設備(生産能力/年産140万トン)を持ち、2015年に経営破たんした。JAC買収により、エクソンモービル・アジアパシフィックのアロマ製品生産能力は年産350万トン以上に拡大する。

 

 JACの主力製品はパラキシレンで、年間で最大80万トンの生産が可能。また、エクソンモービル・アジアパシフィックは現在、シンガポールだけで年間約100万トンのパラキシレンを生産している。JACはコンデンセートスプリッターを備えていることから、エクソンモービル・アジアパシフィックの石油燃料生産も買収後は、日量65,000バレル増えるという。エクソンモービル・アジアパシフィックは年内に、新ポリマー生産装置(年産23万トン)の商業生産を開始する予定。同社はこれら石化生産施設の能力増強により生産と物流の採算向上を高め、石化需要の拡大が著しいアジアでの競争力強化を狙う。

 

シンガポール 萩本 智史  03-3552-2411
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