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シンガポール=海事港湾庁がLNG補給船の建造に助成金の拠出を決定

2018/06/15 12:00

 シンガポール海事港湾庁(MPA)はこのほど、液化天然ガス(LNG)補給船の建造を対象に、パビリオン・ガスとFueLng2社にそれぞれ300万シンガポールドル(246億円)の助成金を供与することを決めた。LNG補給船はLNGを燃料として使用する船(LNG燃料船)に対して利用される。

 

 LNG燃料船は世界で、現在116隻が航行しており、建造中のものは112隻ほどあるという。LNG燃料船舶は環境問題に対応した燃料規格の規制強化に伴い、今後、急速に普及すると予想されている。

 

 船舶燃料取り扱い数量が世界最大のシンガポールは、LNGが次世代の船舶燃料の有力候補であると見て、LNG燃料船への補給体制(LNGバンカリング)の整備に積極的に取り組んでいる。パビリオン・ガスとFueLngは昨年10月、LNGバンカリングの実行者としてシンガポール政府からライセンスを与えられた。前者パビリオン・ガスは政府系投資会社テマセク・ホールディング傘下のパビリオンエナジーの100%子会社で、後者はシンガポール大手企業ケッペルとシェルの合弁会社。パビリオン・ガスとFueLngMPAの助成金を使い、2020年末までにそれぞれLNG補給船1隻を建造する見通し。

 

 

シンガポール 萩本 智史  03-3552-2411
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