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シンガポール=エクソンモービルの新石化プラントが操業開始

2018/07/13 12:00

 エクソンモービルは620日、シンガポールの新石化プラント2基の操業を開始したと発表した。1つはホットメルト接着剤などの原料となる水素添加された炭化水素樹脂Escorezを生産する装置で、生産能力は世界最大規模となる年間9万トン。

 他の1つは、タイヤの原料となるブチルゴムを年間14万トン生産できる装置。この製品を原料に作られたタイヤは空気圧を維持することが可能なため、自動車の燃費を一段と向上させることができる。エクソンモービルの試算では、年間14万トンのプチルゴムがタイヤの原料になることで、3,800万キロリットルの自動車燃料が節約され、結果として800万トンの二酸化炭素の排出削減につながるという。

 エクソンモービルはこのところ、石化生産施設の能力増強により生産と物流の採算向上を高め、石化需要の拡大が著しいアジアでの競争力を強化している。同社子会社エクソンモービル・アジアパシフィックは昨年、シンガポールのジュロン・アロマティクス・コーポレーション(JAC)を買収、エクソンモービル・アジアパシフィックのアロマ製品生産能力は年産350万トン以上に拡大した。

 

 

シンガポール 萩本 智史  03-3552-2411
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