リムマーケットニュース >  海外支店便り

中国=ポリプロピレン(PP)価格の見通し

2018/12/21 12:00

 中国のポリプロピレン(PP)の今後の相場は、原油およびPP先物の動向、設備の稼働状況、在庫量、川下工場の稼働状況に左右されそうだ。

 

 原油価格が不安定な動きを見せるなか、1012月期を迎え、大連商品取引所のPP先物相場は軟調ムードとなった。設備関連では、中国で12月以降に計16系列のPP設備が定修入りする見通し。稼働する生産能力は計304万トン程度となる。ただし、定修要因はすでに織り込み済みであるため、市場への影響は軽微との見方がある。また、11月後半から中国の石化メーカーが価格を引き下げると同時に在庫処理も進めており、足元ではPP在庫高が改善しているようだ。

 

 今後のスポット相場は、石化メーカーの販売方針にも影響されると見られる。ただし、年末にかけて川下工場が稼働を低水準に保っているため、PPに対する買い気は強くない。こうした状況下、PPの今後の相場は上値が重いようだ。

 

 

上海  金 雪梅  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?