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シンガポール=エクソンモービルがクリーン燃料の増産計画を発表

2019/05/17 12:00

 米石油メジャーのエクソンモービルは先月、シンガポールのジュロン島にある同社石油精製・石油化学コンプレックスの拡張計画を発表した。投資規模は数十億米ドルとなる見通し。現在生産している石油製品を、より付加価値の高い潤滑油基油や石油留分に転換することを狙うもので、2023年から生産を始める計画。

 

 国連の国際海事機関(IMO)は世界の環境対策として、2020年から船舶燃料の硫黄分含有量の上限を現在の3.5%から0.5%に引き下げ規制を強化する。エクソンモービルによるシンガポール設備への大規模投資は、IMOの規制強化を支援するためクリーン燃料の増産を図るものともいえる。今回の拡張計画でエクソンモービルは、船舶向けなどの低硫黄燃料を日量ベース48,0000バレル増やすことができるという。エクソンのジュロン製油所は世界で唯一の原油の水蒸気分解(スチーム・クラッキング)装置を持つ。

 

 

シンガポール 萩本 智史  03-3552-2411
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