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インド=政府が再生エネルギーの増強に照準

2019/06/21 12:00

 インド政府は、再生可能エネルギーの容量を2022年までに175万キロワットにまで拡大するという目標を掲げた。政府はそのうち100万キロワットを太陽光エネルギーで、60万キロワットを風力で賄う計画。インドの再生可能エネルギー省によると、インドは今年531日時点で80万キロワット分の再生可能エネルギーでの発電を達成したという。これは36万キロワット分の風力発電27万キロワット分の太陽光発電が含まれている。この他にはバイオマス、水力発電なども含まれる。

 

 インド政府は、今年中に再生可能エネルギーでの発電を158万キロワット増やしたい意向。長野県で開催された、「世界環境に配慮した持続可能なエネルギーへの移行」と題したG20の閣僚級会議では、インドの再生可能エネルギー相が2030年までに同国で消費する電力のうち40%を再生可能エネルギーで賄うと述べた。

 

 インド政府による再生可能エネルギーへのシフトは、増加する天然ガス火力や車両用の天然ガススタンドの使用に疑問を投げかけたものの、これについてインド政府は、再生可能エネルギーとともに、天然ガスを燃料とした車両の使用および発電も奨励していると付け加えた。これに付随し、液化天然ガス(LNG)圧縮天然ガス(CNG)を供給するスタンドの整備も全国的に進めるという。新たな政策では、今後10年のスパンで電気自動車の使用も奨励する。一部の専門家は、天然ガス、風力、水力などクリーエネルギーの使用を主とした政策は長期的な視野で見れば国に恩恵を与えるとしている。

 

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